① 食養生 ―― きゅうりもスイカも、食べ方しだい

きゅうりやスイカなどのウリ科の食べ物は、体にこもった余分な熱や水分を出すのを助けるとされる、夏の体に合った食材です。

  • コツは「常温で・適量で」。冷蔵庫でよく冷えたものを一度にたくさん食べると、かえって胃腸が冷えてしまいます。
  • スイカなら、8分の1切れくらいまでが目安です。
  • 温める薬味と組み合わせると、冷やす力と温める力のバランスが取れると言われています。
切り分けたすいかのイラスト
体の熱をとるもの
生姜(しょうが)のイラスト
体を温めるもの

組み合わせの例

  • そうめん + 生姜(しょうが)・大葉
  • 冷ややっこ + 茗荷(みょうが)・紫蘇(しそ)
  • 味噌汁・豚汁 に 生姜をひとかけ

※持病で食事の制限がある方は、かかりつけの先生の指示を優先してください。

② 胃腸にやさしいツボ(セルフケア)

気持ちのよい強さで、息を吐きながら5秒ほど押して、ゆっくり離す。これを5回くらい。

ひざから下を外側から見た図。ひざのお皿の外側の下に赤い印
① 足三里(あしさんり)
ひざから下を内側から見た図。ふくらはぎの内側に赤い印
② 陰陵泉(いんりょうせん)
おなかを正面から見た図。おへその上に赤い印
③ 中脘(ちゅうかん)
  • ①足三里(あしさんり)…ひざのお皿の外側のくぼみから、指4本分下。胃腸のはたらきを整えるのによいとされる、昔から有名なツボです。
  • ②陰陵泉(いんりょうせん)…内くるぶしから骨の内側に沿って上へなで上げ、指が止まるところ。むくみや、水分の巡りが気になるときに。
  • ③中脘(ちゅうかん)…おへそとみぞおちの、ちょうど真ん中。ここは押すより、手のひらやカイロ・蒸しタオルでやさしく温めるのがおすすめです。

※あくまで毎日の養生です。体調が悪いときは無理をせず、医療機関へ。

③ 生姜湯(しょうがゆ)の かんたんな作り方

おなかが冷えたかな、という日の夜に。家にあるもので作れます。

湯気の立つ湯のみのイラスト
はちみつの瓶と、はちみつをすくう木の棒のイラスト

材料(1杯分)

  • すりおろし生姜 … 小さじ1杯くらい(チューブでも構いません)
  • お湯 … カップ1杯(150〜200ミリリットル)
  • お好みで、はちみつ … 小さじ1杯

作り方

カップに生姜とはちみつを入れ、お湯を注いでよく混ぜるだけ。

飲むときの注意

  • 1歳未満のお子さんには、はちみつは絶対に与えないでください。
  • 糖尿病など、糖分・食事の制限がある方は、はちみつの量をかかりつけの先生にご相談を。
  • 刺激を感じる方は、生姜を減らして薄めから。
  • 体調がすぐれない日が続くときは、飲み物で様子を見ず、早めに受診してください。

監修:漢方養生指導士(当社スタッフ)